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- 歯周病治療・歯周再生療法
歯を失う原因となる歯周病
歯周病は、歯周病菌に感染することで歯茎が炎症を起こし、歯周病菌の出す毒素によって歯を支える歯槽骨が溶ける病気です。歯周病の原因は、歯周ポケットに溜まったプラークです。プラークは細菌の塊であり、1mgのプラーク内には10億を超える細菌が生息し、磨き残しを栄養に口腔内で増殖します。
歯周病は初期段階では自覚症状がほとんどないため、気が付かない間に進行することが多く、放置しておくと最終的には歯が抜けてしまう恐れがあります。
歯周病が疑われる症状
次のような症状がある場合は、歯周病の可能性があります。当てはまる場合は早めの受診をお勧めします。
- 歯茎が赤く腫れている
- ブラッシングの時に出血する
- 口臭がきつくなった
- 歯が長くなったような気がする
- 歯と歯の間の隙間が広がってきた
- 歯がグラグラする
- 冷たい物がしみる
歯周病治療の基本治療
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PMTC
ブラッシングだけでは落としきれないプラークや歯石を、歯や歯茎を傷つけない専用の器具を使って除去します。歯の表面を磨いて着色汚れなども取り除き、プラークや汚れが付着しにくい状態に整え、歯周病の改善と予防を図ります。
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ブラッシング指導
歯周病の原因となるプラークや歯石の付着を予防するためには、毎日のセルフケアが重要な意味を持ちます。プラークや汚れをしっかり落とす正しいブラッシング方法を指導し、歯周病の改善と予防につなげます。
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スケーリング
ルートプレーニング
歯周病治療の基本は、歯周病の原因であるプラークと歯石を除去することです。専用の器具を使って、歯や歯周ポケット内に付着したプラークや歯石をきれいに除去し、歯の表面を滑らかに整えてプラークが再付着しにくい状態に仕上げます。
進行した歯周病に行う
外科的治療・再生療法
三軒茶屋の歯医者「三軒茶屋KU歯科・矯正歯科」では、患者さまの症状に合わせ、歯周病の外科的治療や歯周組織再生療法にも対応しています。スケーリングやルートプレーニングを行っても症状の改善がみられない場合は、局所麻酔をして歯茎を切開し、歯周ポケットの深い部分に付着した歯石やプラークを直接確認しながら徹底的に除去します。
また、歯周病の進行により歯を支える骨が溶けている場合には、エムドゲイン、GTR、骨移植などによる歯周再生療法を行います。
歯周組織を再生させる
エムドゲイン療法
歯周病が進行すると、歯周病菌が出す毒素で、歯を支える歯槽骨や歯根を覆う歯根膜が溶けてしまいます。歯周組織が破壊されるほど歯周病が進むと、スケーリングやルートプレーニングだけでは治療することができません。重度の歯周病に対しては、歯周病で失った組織を再生させる歯周組織再生療法を行います。
歯周組織再生療法の1つであるエムドゲイン療法は、世界40ヶ国以上で実施されている安全性の高い治療法で、日本でも2002年に厚生労働省の認可を受けています。歯の再生を誘導するタンパク質の一種が含まれた「エムドゲイン・ゲル」を歯根の表面に塗り、歯が生えてくる時と同様の環境を作り出し、歯を支える骨や歯根膜などの歯周組織を再生します。
歯周組織の再生スペースを
確保するGTR法
GTRは、歯周組織再生誘導法とも呼ばれる歯周組織再生療法の1つです。GTR法では、歯周ポケット内をきれいに清掃してプラークや歯石を除去し、溶けてしまった歯の部分にメンブレンと呼ばれる人工膜を挿入します。通常、歯槽骨の再生スピードよりも歯茎の再生スピードの方が速いため、歯周外科治療を実施しても歯茎が先に回復してしまい、歯槽骨の再生は望めません。
しかし、GTRではメンブレンが歯茎の侵入を防ぎ、歯周組織が再生するスペースを確保するため、歯槽骨や歯根膜の再生ができます。
骨の移植で組織の
再生を図る骨移植
骨移植とは、骨が溶けてしまった部分に骨を移植し、骨の再生を図る歯周組織再生療法です。骨移植には、患者さま自身の骨を移植する自家骨移植と、人工の骨など本人以外の骨から作った骨補填材を使用する他家骨移植の2つの方法があります。時間の経過と共に移植した骨や骨材が定着していき、歯を支える骨が再生されます。
料金表
※価格はすべて税込です
再生療法
| 骨造成 | 55,000～165,000円 |
|---|---|
| 軟組織移植 | 55,000～165,000円 |